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2008/10/03 (Fri)
3年くらい前に弟に貰ったミニコンポを壊した。MDを読み込まなくなったのだ。これでは深夜ラジオを録音できない。それでは困る、生きる意味がなくなってしまう(嘘)。分解してピックアップレンズを掃除してやる、と息巻いてドライバを握り締めたが、握り締める前にミニコンポの構造をちゃんと見ておくべきだった。家にある工具、つまり数本のドライバのみではどうやっても分解できない。落胆した私はミニコンポを抱きしめ、地上10階の高さから飛び降りて死んでしまおうとベランダへ続く窓をあけたところで気づいた。押し入れに使われていないコンポがあるではないか。私のじゃないけど、と呟き押し入れからコンポを引っ張り出し繋いだ。深夜ラジオの録音予約も無事に完了、生きる希望の光が見えた(嘘)。
などと、何事も無かったかのように近況報告を再開してみたが、更新を止めていた約半年間、実際何事も無かった。強いて何事かあげるとしたら、XがFriscoにダーティハリィを探しに行っていた9月半ばに、私はひとりで妙正寺川と江古田川の水源から各合流地点で川が消えるまで歩き、疲れて熱を出し、1週間ほど家で寝込んでいたことくらいだ。あ、あと、多分8月の頭頃だったと思うが、脳がうまく機能しない日が続き、もしかしたら私、うつ病とか精神病とかその類の名称の何か、脳的な病を患っているのかもしれない…と、10分くらい悩んだのだが、悩んでいるうちに眠くなり、寝て起きたら治った。
忙しいとつい忘れてしまうのだが、睡眠は大切だ。(と、ここにメモしておこう)
2008/10/10 (Fri)
今、サイゼリヤで299円のサラダ(美味い)をつつきながら190円のワイン(不味い)を舐め、MP3プレーヤに落とした深夜ラジオを聴き、「うんうん、僕もテクノロジィの進歩に関してはイジュピョンの意見に賛成だよ」と思いながら機種変更したばかりの初期不良でバックライトがチカチカしているPHSに腹を立てているのが私だ。それに加えて昨日はうっかり洗濯したふとんカバーと枕カバーを外に干してしまい、秋の花粉で死にかけた後遺症で体調もひどく悪い。
これから不良チカチカPHSを良品に変えてもらうため、なんとかストアだかショップだかカウンタだかに行くところだ。その帰りに都の旅券課窓口へ行きパスポートを受け取り、己の証明写真を見て爆笑する予定だ。「最近何もおもしろくない」とここ1年くらい言っていた気がするが、先週やっと気づいたのだ、私の顔が宇宙一おもしろいことに。
2008/10/17 (Fri)
クラッスラが伸びすぎている気がする。母親に貰ったナデシコは枯れ、アイビーの息も絶え絶え、ラベンダーは芽すら出さない、それなのに、それなのに、川辺に捨てられていたクラッスラときたら、一体どこまで伸びるつもりなの!? と舞台役者的に力を入れて叫びながらインターネットで検索したところ、うっかりしてると3メートル程度の高さまで伸びるようだ。えっ、木なの? そういえば、クラッスラの俗称は金の成る木。成ってないし成る気(木だけに)もなさそうだけど。
最近は電気屋のワゴンで投売り(980円)されていたARCHAIC SEALED HEATで遊んでいるが、主役の女の漂わせるお母さんな雰囲気と繰り返される火事と星が云々というストーリー展開から、もしや…と思い調べたところ案の定、プロデューサが坂口博信だった。最近名前を見ないなあ、と思っていたのだが、独立して新会社を設立していたようだ。相変わらずな感じで嬉しいといえばまあ嬉しいのだがゲームはつまらない。しかし、つまらない、ああ、つまらないと思いながらもなぜか最後まで遊ばせてしまうのが坂口作品の力。と、偉そうに書く私はほぼ無職です。それはそうと、氏の新会社の名称が"MISTWALKER"なのだが、なにやら不穏な感じでワクワクしなくもない。MISTのWALK中に迷子になっちゃってもう戻って来られない、的な…。
2008/10/24 (Fri)
午前中、お墓参りに行き、お寺の境内に植わっている草木を眺めてまわっていたら、ざくろが生っているのを見つけた。ざくろなんて何年も食べてないなあ、と思っていたところに丁度お寺のおばさんが本堂から出てきて、「日本産のざくろはなかなか手に入らないわよぉ」と笑いながら、その実を三つ、木からもいでくれた。家に持って帰って早速食べた。美味しかった。
ある事情で東京国際映画祭のチケットを8本分貰ったので、月曜日から渋谷と六本木をうろうろして特に観たくもない映画を毎日観ているのだが、特に観たくもない映画を毎日観ることがこんなにつらいものだとは思わなかった。今日もこれから出かけなければならないが、支度をしている段階で憂鬱になり現実逃避にパソコンを立ち上げてしまった。いや、別に、仕事じゃないし、行きたくなきゃ行かなきゃいいんだけど、でも、チケット、勿体ないじゃん? 観終わって、チケットを寄越した人に、3000文字くらいの感想文を、嫌がらせ的に送りつけるのが楽しいし、ね? じゃ、行ってきます。もしかしたら、今日の映画はすごくおもしろいかもしれない、と希望を持って。(今のところ希望が叶ったのは6本中1本)
2008/10/31 (Fri)
先週一週間、シブヤとギロッポンで外国人に囲まれていたせいか、今週は月曜日の朝5時に目覚めてから「日本に帰りたい」と日本のカブキチョウ近くの借家の一室でずっと思っている。しかし、部屋に落ちていた世界地図をじっと見つめ、外へ出て街を見回し、本屋へ行って日本各地の観光ガイドブックの山を探しても、私の帰りたい日本が見つからない。落ち込んだ私は「ああ、そうか、私が帰りたいのは日本ではなく、日本に良く似た、静けさの中に吹き込む風と木の葉が擦れる音の美しい、私の心の中だけにある孤独の国だったのだ…」などと意味不明なことを呟き、家路をとぼとぼと歩き、借家の前にたどり着いたところで隣の部屋に住む中国人に「コンバンハ」と挨拶をされた。なぜか悲しくなった私は、部屋の隅で体育座りをして宇宙についての空想を数時間巡らせた。もしかしたら、地球自体がTウィルスみたいなものじゃないのか、と脳が限界に近づいたその時、Xが「アイムホーム!」と上機嫌で帰宅したが、彼の外国語に困惑した私はそれを無視をするほかなかった。
部屋にオモチャを置く場所がなくなると同時に、私の預金も尽きた。そう、つまりそういうことなのだ。えっ、どういうこと? と、例のメラミン混入事件で店内ガラガラのサイゼリヤの不味いドリンクバーをお供に自問自答している。静けさの中に吹き込む風と木の葉が擦れる音の美しい、私の心の中だけにある孤独の国を現実化させるにはどうしたらいいのか…あっ、また意味不明なことを考えてしまった…。
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